思考の声、心の声、そして、魂の声。 思考は大きな声で言った。「だから、なんなんだ」と。 心の声がそれに続いた。「そうだよ、だから」と。 魂の声は小さく、そして頼りなく、ぽつりぽつりと零すように呟いた。 「それでも、それでも、諦めたくない。そう…
年明けからずっと続く、仕事の行群。 休みもなく、粛々と進んだ先にあったものは 、 いつの間にか到来した雨季と、頼りない夏至の陽射しだけだった。 「最近音沙汰ないね、元気?」と読者に声をかけられ、ようやく筆を執った。昨年暮れからのその人は、「一…
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