決心したこと

前略、何も出来ないまま2022年は過ぎ去って、

そして新しい年を迎えた。

あけましておめでとう。

 

 昨年暮、僕はあることに遭遇して、それを引きずっている。クリスマスを前にした出来事。というより、その少し前から僕はあることに悩んでいて、その悩みの原因がわからずにいたのだ。

 が、クリスマスを前にしたその出来事に遭遇して、その後よく眠れない日がずっと続いていた。もう随分前からお互いを知る人が、見ず知らずの人に口説かれているところに遭遇して、それを見て止めようとしたのだが、知らない男が口説いているその姿を見て、僕にはもっと別な感情が生まれた。

 僕はその男を見てけしからんと思う以上に、その行動が羨ましかったのだ。結局その場はその人が上手く交わして事なきを経たのだが、僕の中に生まれた感情をうまく理解できずに僕はずっと眠れずにいた。

 どうしたものか。。と今日まで悩んで、思い切って僕も口説きに行こうと決めた。結局のところ、僕の中でその人に向けた想いが全部揃ったのだと思う。勿論、行末はどうなるかはわからないし、簡単なマッチメイクじゃないことだって理解している。

 が、勝算が全くないわけではない。少なくともその人に好意的とは言わないまでも少なくとも嫌がられているということはないし、実は僕がその人が好きだということを今僕が言ってもそれを不思議には恐らく思わない。今、二人の間にあるケミストリーはこんな感じ。そして大それたことでも、でも、どうでもいいことでもないことを、僕はその人にお願いをしに行かないといけない。そうすることで、僕の中に生まれた感情に応えることができるだろうし、その先に何が待っているかはわからないけど、僕は決心したのだ。

 

 お正月が明けたら、すぐに行動開始。まぁ、新年早々打ちのめされちゃうかもしれないけれど。僕の中にある感情には、答えを出せる。

 

 そう、逢って、答えを出すんだ。そう決心した元旦であった。