沈黙と落涙
沈黙を続けるTimeline
捗らない仕事、重苦しい時間。
一体いつから、こんな自分になったのだろうか。
思うように仕事に集中出来ない時間が、朝からずっと続いている。生産性はいつもの半分?いや、ほとんど何もしていないというくらい、仕事が手につかない。それでも何とか言い聞かせて、夕刻を迎える。
こんな日に限って早く帰れない。諦めて残って昼にやるはずの仕事を残業して何とかこなす。周囲に人がいなくなって、ようやく少しだけ落ち着きを取り戻して、最低限の仕事をこなす。
ようやく帰る時間になっても、TLは相変わらず沈黙。この沈黙から逃げ出すように、コンビニでハイボールを買って電車の中で飲む。上野御徒町で乗り換えて23:00のイブニングライナーに滑り込む。
「音楽でも聴こう」と開いたタブレットに、彼女からのレスが来た。
「こんばんは。今日は一日頭痛に悩まされてました。。今日は早く寝ますね。暗くするから返信不要です」
レスを観た瞬間、安堵したと同時に涙が止まらなくなった。男は外で、そんなに簡単に泣いてはいけないのに、僕は泣いた。今でなくてもいいのに、頭痛でふさぎ込んでいた彼女がくれたなんてことのないレスに、拭いても拭いても涙が止まらない。。