みられて、いる。

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夜間作業でしばらくぶりの西新宿泊。

目が覚めたら、いつもの景色の向こうに、夏の雲。

FY20の夏も終盤戦。

 

 突然だが、僕は多分。見られている。見られていること自体はまぁ、今の職場では目立つ存在だし、周りのみんなは僕の名前を知っているのに、僕は周りの多くの人の名前を知らない。そんな状態だからあることないこと尾びれに背びれで話が出回っている。そんな中で、僕と遭遇してから2か月にも満たない、溌剌とした笑顔のその人が僕のことなど知る由も関心もあるわけも、ない。

 

と、思っていたし、信じていたよ。僕は。

 

 どうにかこの人と話をしたいなと思い、この人が他の人と交わす言葉に仕事の合間に聞き耳を立てていた。幸いなことにこの人の周囲の野郎共がいろいろ質問を浴びせてくれたおかげで、断片的ではあるけど会話の足掛かりになる情報を収集できた。

 で、昼休み、その人がごみ捨てやら歯磨きやらの間隙を縫って声をかけて、会話することが出来た。が、この会話の中でプライベートな話題を聞きだすことが出来たのだが、

 

「お住まい、カシワイの森なんですよね?」

 

 ってなんでそれ知ってるの?ってこれだけじゃなかったんだけど、最近周囲に漏らしたことと符合する話題が出てきて、確信した。僕は、みられて、いる。。まぁ、ボクも聞き耳立ててたからお互い様なんだけどさ。。

 

 でも、溌剌とした笑顔で会話するその人の燦然とした姿に、僕はずいぶんとはげまされている。ありがとうね。