溌剌とした景色。

 

 

 揺れる想いを手放したら、新しい景色が見えてきた。

その景色は、溌剌とした笑顔が眩しい景色。

いつの頃かに、置き忘れて来た何かのような、そんな感じ。

 

 昨年秋くらいから、時々夢に現れては消えた夢があった。その景色は溌剌とした景色で、大凡ボクには縁の遠い景色だと思っていたけど、その景色が「閉鎖した夏」に堂々と復活。何度も夢に現れた人物が、実在の人物と重なって復活したのだ。

 

 この「実在の人物」が誰なのかについては現時点では触れないが、明るく元気で、くだらない目の前の悩みなんか全部吹き飛ばすような、そういう人。なんでもそうだけど、明るい笑顔と溌剌とした姿というのは、誰が見ても美しいと思うもの。そういうものを目の当たりにしたということ。

 

 現時点ではこの人とどうなりたいとかそういうのはないのだけれど、この人は見ているだけで幸せな気持ちになれるってこと。