揺らぐ想いを、手放す。

 

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本当はわかっているんだけど、わからないフリをして今日まで来ちゃったんだ。

果たされない約束は、そろそろ手放そう。

そう思った今年の盛夏。

 

 つまらないことで「心が揺れてしまう」ということと、やたらと忙しい毎日で、精神的には近年では最悪レベルの夏を過ごしている。本当は今年は夏休みは取らないつもりだったけど、「取れ!」というボスの一言で短い夏休みを過ごしている。

 

 本当は、この夏にやろうとしていたことがあったんだけど、正直精神的にボロボロで、もう誰とも話をしたくないし、誰とも逢いたくないし、何もしたくない。この夏は何もしないで「心の閉鎖」を決めてこの夏を過ごしている。その甲斐あって、今日あたりは少し精神的には落ち着いて、週明けから始まる仕事には、無事に復帰出来そうな気がしてきた。

 

 で、心の閉鎖によってひとつ見えたこと。それは「揺らぐ想い」を「手放す」ということだ。いろんなことが思うに任せないところに、揺らいでしまう情報を目にしてまた心を乱してしまうという悪循環に、そろそろ歯止めをかけようということ。今年に入ってからの半年、ずっと通してきた想いを、一度手放そうと決めた。諦める、というわけではなくて、気持ちを整理して、「想いを通さない」ことに決めた。無期限延期みたいな扱い。その上で、ボクの最大の関心事としては取り扱わないことに決めた。

 

 そう決めることは過去の経緯から容易ではなさそうと思ったけど、心を閉鎖して過ごしたことで、思いのほか心の中で整理が進んだ。結局のところ、自分を全然ケアできていないためにそのようにできなかったことが、誰とも話をしない休暇を得たことで実現できたということだ。

 

 そう決めたら決めたで、新しい景色も見えてきた。これについては次の機会に触れることにするよ。