ボクを変えた切ない365日という時間

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自分を変えて、この人を口説く。

そう決意したのは今から1年前の話。

 

振り返って、そのモチベーションたるや今からは想像もつかないくらい巨大で、火傷するほど熱く燃えるものだった。今こうして口にするのが自分で恥ずかしくなるくらいだ。

 真っ先に取り組んだのが減量。ただ、これからを生きるために維持できないのではダメだから、ひたすら筋トレと食事制限。最初の3カ月で体重は13Kg減、体脂肪に至っては10ポイント減、その後の3カ月で離脱やって、糖質を制限せずに72kg 15%台を維持できるようになった。

 でも、モチベーションの源泉だったその人は、減量の途上で逢えなくなった。一度はモチベーションを喪失して迷走したけど、その時に思い出したのが「幸運の女神は準備の整った人に微笑む」という言葉。もし半年前に今の姿だったら、すぐに攻められたのに。。そう思い直して次の出逢いをモチベーションに減量再開。

 そうしてこの春新たな人を見つけたけれど、ボクは決定的なチャンスを、逃してしまった。これだけの準備をしていながら、チャンスを生かせなかった。というよりその最初で最後のチャンスに気づけなかったのだ。人の縁というのは、ほんの一瞬の選択で、未来は大きくかわってしまう。それをこの未消化の恋から学んだ。

 

あれから365日の時が過ぎ、ボクはこうして生きている。ただ、この365日で、ボクはいろんなものを見聞きして、努力して、挫折も味わって。それでもまた新しい学びをボクの中の魂が求め続けている。だから悲観も後悔もしない。今この瞬間が、ボクの望む未来の点になることを、ボクは知っているから。