マルチステージ制の人生を生きる

f:id:hajime_tokyo:20210320105046j:plain

前略、自分の中にある違和感を解決するには、適応するしかない。
嘆いていても、人生は巻き戻せないのだから。
生き方に関する話。

今年は余計な歳を絶対増やさない」と決めていたはずなのに、今月、勝手に歳がひとつ余計に増えているという事実に気がついた。気がついたのが、守衛室で早朝に書いた鍵貸出簿のサインだというのもかなりイケテナイ。。

僕はずっと違和感を抱えていた、人は生きている間はずっと歳を取り続ける。なのに世間がボクに慣わしてきたドグマに、僕は一向に適合出来ていない。この年になったらこうだとか、残りの人生はああだとか、そういうものに全く適合出来ていないのである。先月、埋められない溝の話をしたけれど、それもこれと同じ話で、正直生き方にずっと違和感を抱えているのだ。

本当に生きたい自分。本当はイメージ出来ている。なのに、世間のドグマとはかなりかけ離れていて、周囲は誰も認めはしない。が、そんなドグマばかりを気にしていたら、ここから先、学習→就職→引退の保険会社なんかが言う「3ステージ制」という自分の中で全く消化も適応も出来ない型に無理矢理嵌められて、自分を弱められて、そして死んでいかなければならない。

で、「マルチステージ制」という言葉の登場。書籍「Life Shift」の中で書かれていたことだが、要は人は長生きになっていて、フィジカルは何歳からでも向上できることが医学的に判明した以上、手を替え品を替えでキャリアを変遷しながら最期の1日まで自分の足で歩き続ける生き方が必要だと言うのである。なるほどこれなら自分の中に違和感はない。

そうと判ればここからの生き方は、本当に生きたい自分を、イメージどおりに生きる。僕はまだまだいろんなことがやり足りていないし、生き足りてもいない。余計な歳がまた増えたなんて落ち込んでいるばかりではいけない。ここからが勝負という意気込みで、また歩き始めてみるよ。