選択肢は3つ。

突然だが、ボクの目の前には3つの選択肢が掲げられている。

ひとつは今までのボクなら脇目も振らずに選択して、追いかけてしまうもの。

もうひとつはひととおり悩んだ末に最後に選択するもの。

 

 「脇目を振らずに」の選択肢は、この夏に見つけた片想い。本当は今も続行中なのだけれど、なかなか動かないのでそろそろ「諦め」にかかっている。それでもこの夏は彼女への想いでやってこれたので精神的には満足。この人には「優しさ」「実直さ」「生きる希望」、目には見えない、いろんなものをもらったから。もらったものは次の恋に生かそうと思う。「ありがとうね」という言葉で、この人への想いからは自分の中で少し距離を置いた。

 「ひととおり悩んだ末」の選択肢についは。。。実はさ、具体的な行動には起こしてはいて、言葉も交わしてどんな人かという感触を、一番上手くつかめている。ただ、全体の選択肢の中でアクティビティやリビドーが一番低そうな人なので、いまこの人を選んでしまうとこの人がちょっと苦しんじゃいそうなので少しだけ「時間を置く」選択を取ることにした。その上で普通に接している。

 そして最後は今まで選ぶことを「避けていた」もの。だ。月曜日の人はこの選択肢。というか現時点で思っていることを綴ってしまうと、要は過去の人生において、「怖くて選ぶのを避けていた」選択肢だ。ってか、この人はボクがどんな人間なのかを結構、というよりかなり仔細に知っているはずなのに、興味の対象になっているということが不思議でならないのだ。それに言葉は交わしたものの、ボクの中のこの人の「怖い人疑惑」は払拭できていない。

 ただ、この選択肢にはアクティビティやリビドーという点においては最も充実していて、そして最も余裕がある。言葉に表せば、最も「頼もしい」選択肢なのである。

 

はてさて、どうなることやら。。

 もっとも、どれも選べない、というより選ばない自分もいるのかもしれないけれど。。

 

その覚悟は、実は出来ていたりする。